マンションの大規模修繕は、単に建物の外見を美しく保つだけではなく、建物自体の寿命
を延ばし、住む人々の生活品質を向上させるために大切です。
今回は、大規模修繕における外壁塗装の目的とその効果、そして実施時における注意点
について解説します。

 

□大規模修繕における外壁塗装の目的とは?

 

1:機能の回復・維持

外壁は、建物をさまざまなダメージから守るための重要な役割を担っています。
例えば紫外線や雨水は、建物の外壁に日々影響を及ぼし、その劣化はマンションの機能
性に重大な影響を与えかねません。
外壁塗装は、そういった外部からのダメージを軽減し、建物の耐久性や防水性を維持する
ために欠かせないものです。
外壁に剥落やヒビがあると、それが躯体へと進行し、最終的には建物全体の耐久性が落
ち、住む方の安全性までもが危うくなるおそれがあるのです。

2:美観の向上

 

見た目が悪化した建物は、そこに住む人々の心理状態にもネガティブな影響を及ぼし、ま
た、建物としての価値も下がってしまいます。
美しい外壁はマンションとしての資産価値を維持、あるいは向上させることにつながりま
す。

外壁塗装によってマンションが新築当時の輝きを取り戻せられれば、居住者の満足度はも
ちろん、売却や賃貸を考えた際にも有利な条件を引き出せるでしょう。

 

 

□大規模修繕時の塗装工事の注意点とは?

 

1:塗料飛散に対する養生

 

塗装工事を実施する際には、どうしても塗料が飛散したり、滴り落ちたりすることが避けら
れません。
これらの問題を最小限に抑えるためには、事前の養生作業が極めて重要です。
養生とは、塗料が付着してはいけない部分を保護するために、シートやテープで覆う作業
のことです。
養生を隙間なく丁寧にすることで、塗料の飛散や滴りを効果的に防げます。

 

2:車両養生を行うことも

 

塗料を使用する工事を行う場合、塗料の飛散を防ぐために車両やバイク、お住まいの方お
荷物などにも養生を行うことがあります。

また、サビがひどい場合は電動工具を用いてケレン作業を行いますが、サビが飛散してし
まう可能性があるため、塗装作業と同じく養生作業を実施するケースがあります。

 

 

 

 

□まとめ

 

大規模修繕における外壁塗装は、マンションを守り、美しく保つために不可欠です。
機能の回復・維持と美観の向上を目的としながら、施工時には臭いや汚れといった住む方
への影響を最小限に抑える配慮が求められます。
このような観点から適切な大規模修繕の計画と実施をすることで、マンションの価値を長期
的に維持し、住む方の快適な生活を支えられるでしょう。

当社は、関西エリア全域で住宅、マンション、ビル、店舗などの外壁・塗装・防水工事を承っ
ております。

 

施工現場に使用されている素材、現在の傷み具合や塗装の様子、補修が必要かどうかな
どを徹底的に調査し、ベストな修繕プランをご提案いたします。
メール・電話・LINEでのご相談に対応しておりますので、何かお困りの際はぜひお気軽に
ご相談ください。


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