外壁は、住まいの外観を決める大切な要素であり、家の顔とも言えます。
その外壁に、ひび割れや隙間といった気になる箇所を見つけた時、誰しも不安な気持ちになるものですよね。
とりあえず小さな傷や損傷があっても、それを放置してしまうと、雨水がして雨漏りの原因となったり、建物の劣化が進行したりする可能性があります。
時が経つほど修理が有利になり、結果的に費用も高額になることが少なくありません。
今回のブログでは、外壁に発生するトラブルについて、その原因や正しい修理方法、さらにトラブルを防ぐための予防策について、極めてわかりやすく丁寧にご紹介いたします。
外壁塗装剥がれの原因を解説します!
施工不良による剥がれ
外壁塗装の剥がれは、施工不良が原因であるケースが多くあります。
例えば、下地処理が不十分な場合、塗料が壁にしっかり密着せず、剥がれやすくなります。
下地処理とは、古い塗料の除去や汚れ落とし、そして壁面の補修など、塗装前の準備工程です。
この工程が適切に行われていないと、塗料の密着性が低下し、剥がれの原因となります。
また、下塗り、中塗り、上塗りの工程において、それぞれの塗料の乾燥が不十分な場合も剥がれにつながります。
塗料が完全に乾燥する前に次の工程に移ると、塗膜が十分に形成されず、弱くなって剥がれやすくなります。
さらに、使用する塗料の種類や量、希釈率なども重要です。
適切な塗料を選定し、メーカー指定の量と希釈率を守ることが、剥がれを防ぐために不可欠です。
経年劣化による剥がれ
経年劣化は、時間の経過とともに自然と起こる外壁の劣化です。
紫外線や風雨、温度変化など、外的要因によって塗膜が徐々に劣化し、剥がれてきます。
これは、どんなに丁寧に施工された塗装でも、避けられない現象です。
経年劣化による剥がれは、塗料の種類によって現れ方が異なります。
アクリル塗料は比較的耐久性が短く、数年で剥がれ始めることもあります。
一方、フッ素塗料などは耐久性が高く、15年以上経っても剥がれにくい傾向があります。
経年劣化による剥がれは、必ずしも施工不良とは関係ありません。
その他剥がれの原因
施工不良や経年劣化以外にも、外壁塗装の剥がれを引き起こす要因があります。
例えば、地震などの自然災害による外壁の損傷、あるいは建物の揺れによって塗膜にひび割れが生じ、剥がれにつながる場合があります。
また、コケやカビなどの生物の繁殖も、剥がれの原因となります。
コケやカビは、塗膜の表面を侵食し、剥がれを促進します。
さらに、外壁材自体の劣化も無視できません。
例えば、サイディングボードなどの外壁材が経年劣化によって反ったり、ひび割れたりすると、塗膜にも影響を与え、剥がれやすくなります。
外塗装壁の剥離を発見したらどうすれば良いのか?
まず状態を確認
外壁の塗装が剥がれているのを発見した場合、最初に行うべきことは、その状態をじっくり詳しく確認することです。
また、その原因についても考察が必要です。
経年劣化によるものなのか、過去の施工に問題があるためなのか、原因を特定することで適切な対応が可能になります。
この記録は、修理を依頼する際に業者に具体的な状況を伝えるために非常に役立ちます。
雨水が浸入している恐れがある場合には、建物内部の損傷や雨漏れが発生していないかも確認しましょう。
影響を考えられるため早急に確認が重要です。
業者へのご相談と見積りの依頼
状態を確認した後は、信頼のおける塗装業者に相談することが次のステップです。
業者に依頼する際は、見積りを依頼することを忘れないようにしましょう。
見積には、作業内容の詳細、使用する材料の種類や品質、費用の内訳、保証の範囲と期間が明確に記載されている場合を確認することが重要です。
さらに、業者を選ぶ際には、これまでの経験や実績、口コミ評価なども参考になれば良いでしょう。
これらを総合的に判断し、安心して修理を任せられる業者を選ぶことが、後々のトラブルを防ぐための鍵となります。
DIY補修の可能性と限界
剥がれの程度が小さく、軽微な場合であれば、DIYでの補修を検討することも可能です。
なお、この場合にも注意が必要です。
DIYを行う際には、適切な補修材を選ぶことが重要です。
市販されている補修材にはさまざまな種類があり、塗装の種類や価格の理由に応じて最後にまた、作業手順を正確に守り、正しい道具を使用することで、補修効果を高めることができます。
あるいは、間違った方法をとったりすると、問題がさらに悪化し、結果的に修理費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。
修理が難しいと感じた場合や、自信がない場合は、早めに専門業者に相談するのが賢明です。
外壁塗装剥がれを防ぐための予防策を紹介!
信頼できる業者選び
外壁塗装の剥がれを防ぐためには、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。
業者の選定にあたっては、実績や評判、対応などをよく調べることが大切です。
まずはホームページなどを確認しましょう。
契約内容の確認
契約前に、契約内容をしっかりと確認しましょう。
特に保証内容や工事期間、支払い方法などは、しっかりと確認し、不明な点があれば業者に質問することが重要です。
契約書に記載されている内容を理解した上で署名・捺印しましょう。
定期的な点検とメンテナンス
外壁塗装は、定期的な点検とメンテナンスによって、その寿命を延ばすことができます。
定期的に外壁の状態を確認し、小さな剥がれや劣化を発見したら、早めの補修を行いましょう。
専門業者による定期点検も、有効な予防策となります。
まとめ
外壁塗装の剥がれは、施工不良や経年劣化、その他の要因によって発生します。
剥がれを発見したら、まず状態を確認し、必要に応じて業者に相談しましょう。
補修費用は、剥がれの状況や使用する材料によって変動します。
保証内容も事前に確認し、契約を交わしましょう。
信頼できる業者を選び、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、外壁塗装の剥がれを防ぎ、建物の寿命を長く保つことができます.
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